アミューズメントマシンが再び注目を集めている
アミューズメントマシンショーはゲームセンターや遊園施設で楽しめるゲームマシンや遊具の最新機種の約1000アイテムが無料で遊び放題、1年に1回開催される世界最大級の「遊び」の展示会です。
ゲームセンターでおなじみのビデオゲーム機やシミュレーションマシン、体感ゲーム機、クレーンゲーム機、フォトシール機、メダルゲーム機をはじめとしたアミューズメントマシンが多数出展されており、家庭で味わうことのできない臨場感やスケール感を楽しむことができます。
昔ながらのクレーンゲーム機、メダルゲームも人気ですが近年はグラフィック技術もかなり進歩していて、スピード感や臨場感あふれる映像を味うことが出来ます。
さらにVRを搭載したマシンまでも出てきていますが、このVRという言葉はゲームをしなくても一度は耳にした方も多いのではないでしょうか?
VR(仮想現実:Virtual Reality)とはコンピュータ上に人工的な環境を作り出し、あたかもそこにいるかの様な感覚を体験できる技術で「仮想現実」とも呼ばれます。
VRのような技術が現実的に可能になったことでアミューズメントマシンショーはまたさらに急速に進化をしていくでしょう。
VRを搭載した人気アミューズメントマシンとして「ガンダムVR ダイバ強襲」があります。
自身がガンダムの手の上に乗った状態で、ガンダムがザクと交戦する様子を間近で見れるというものです。
こちらは単に座っているだけかと思いきやかなり激しいアクティビティーとなっています。
ビルの上の高所を歩く感覚が味わえる「極限度胸試し 高所恐怖SHOW」というマシンもあります。
はたから見れば地面に置かれた板の上をただ歩くだけに見えますが、本人はとんでもない高所を歩かされているのですからそのギャップが見ている側も面白かったりもします。
他にも多数のVRマシンが開発されており、人気アニメ「進撃の巨人」とコラボレーションさせたマシンなど昨今のアニメ人気の後押しもあり、今後の発展にも注目していきたいと思います。
活用できる場面が増えたゲーム
ゲーム機本体を持っていなくても、ネットに繋がるパソコンさえもっていればオンラインゲームを楽しむことができます。ただ息抜きや暇つぶし、趣味としてプレイすることもできます。
他にもプレイ動画を配信したりして、プロのゲーマーも登場するなど、ゲーム業界は広がりを見せています。これは一種の現実からの逃げ道で、リアルで充実していなくともゲームという道を見つけ出せたのは良いことです。
また、ゲームが人間関係のリハビリに使われることもあります。うつなどで家にこもりきりなのは身体的にも精神的にも良くありません。
しかし、ゲームを通じて人とチャットをすることで、家に居ながら世界中の人と繋がることができます。
直接人と会うのは怖いけど、ネットを通じて自分の正体を隠してなら話せるという人の助けになっています。
ゲーム内では敵を倒すためにチームを作ることがあります。そこに加入することによってゲームをプレイする人たち同士が仲間意識を深めることができます。
最近は文字チャットだけではなく、スマホやパソコンでボイスチャットが気軽にできるようにもなりました。これが社会に出るためのリハビリになるケースもあり、
そのままパソコンやネットワーク関連の知識や技術に精通し、その知識を活かして生活費を稼げるぐらいにスキルを身につける人もいます。
ゲームというと悪いものと位置付けられたこともありましたが、それはもう昔の話です。
使い方によっては健康状態に一役買ってくれたり、精神的モチベーションの向上に繋がります。
もちろん限度がありのめり込みすぎるのは注意ですが、人とのかかわりをゲーム内に求め、つらいなら現実から逃避できる道を作っても良いのではないでしょうか。
ゲームで救われている人が少なからずいることを世間が認知し、これから進化するゲームの悪いところだけに目を光らせるのは終わりに近づいています。人生を豊かにするだけでなく、時には助けてくれることにも焦点を当ててみたいものです。
ジャパンアミューズメントエキスポについては、下記をご覧ください。
・ジャパンアミューズメントエキスポ Wikipedia